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第六十四話「シャルロッテの女中たち(中)」

 横一列に尻を並べるよう告げたウィルの指示に真っ先に従ったのが長身のロゼであった。癖のない黒髪をひるがえし、腰の後ろに結ばれた白い蝶のようなエプロンの紐をこちらに向けてくる。
 少女が腰をくっと屈めると、みどりなす長い黒髪が背中の左右に流れ落ち、黒地のお仕着せに包まれた尻が割って出るように、少年の腰の手前にぬっと突き出された。
 シャルロッテの女中たちが見守る中、ロゼの尻がせがむように揺れた気がする。

(なんか既視感を覚える。以前みんなの前でこんな風にトリスのお尻を触ったっけ……)

 令息は苦笑を浮かべながら自分より大きな少女の尻に手を伸ばし、黒地のスカートの上からぎゅうっと握りしめた。

(おお、やわらかい。それでいてキュッと引き締まっているというか。トリスより小娘くさいこの感じがまたイイよね……)
「お兄さま、わたしの顔を立ててくださってありがとうございます」

 早熟な少女は嬉しそうにぞくぞくと背筋を震わせた。脇から見えるぶら下がった重そうな黒地の胸も震え、エプロンの白いフリルを揺らしている。
 第二次性徴期を終えてない少女たちが息を呑んで見守る中、ロゼの年齢不相応に大きな胸を後ろから両手でわしづかみにし、布地の上からにぎにぎと揉んでやった。

(いまだにこの量感に圧倒されるんだけど。もしかして、いつかトリスより大きくなったりして――おっとと!?)

 爪先立ちになっていたこともあり胸の重さに負けてつい、少女の柔らかい尻の谷間を、ズボンの股を押し上げる亀頭で思い切り突き込んでしまった。

「まあっ!? お兄さま、んんんん……」

 想定していない刺激だったのか、少女は尻たぶに力をこめて布地越しに亀頭を挟みこむ。しばしの間、黒地の背筋をブルブルと震わせながら締めつけられた。

(くううっ!?)

 しばしの間、布越しに快楽を共有したのち、トリスよりまだ幾分か小ぶりな尻から腰を浮かせ、身体を離しながらおそるおそるロゼの顔を覗きこむと、その桃色の唇には誇らしげな笑みがたたえられているのが見えた。

「わたくしも可愛がってくださいまし!」

 たまりかねたような声が上がると同時に、ウィルと同じくらいの背のエリーゼが金髪の巻き毛のかかる大きな胸に手を添えて、ズボンをふくらませた少年の視界にずずっと割り込んできた。
 間近に寄せられると、いかにエリーゼの顔の造作が整っているかを実感させられる。おまけに将来ツンとした勝気な美人になるであろう――ソフィアやロゼとはまったく系統の違う美少女からは、早めに摘み取った青林檎のように、たまらなく小娘くさい芳香が漂ってくるのだ。
 勃起した股間を隠そうともしない令息は、いきなり金髪の少女の華奢な両肩をつかむと、

「あ……むぐっ……」

 衝動的に乙女の唇を吸ってしまった。感触が瑞々しい。そのまま舌までねじ込んでやる。

「んぐ…………ん、ん、ん!?」

 あまりに突然のことにエリーゼは鼻どうしが触れ合う距離で綺麗な青い目を回しており、わたわたとウィルの背後の虚空に両手を彷徨さまよわせている。少年の胸板に少女の柔らかい胸の先がタプタプと何度も押しつけられる。

(あれ、てっきりこんなことくらいでは動じないのかと思っていたんだけど、本当に男に慣れてないんだな……)

 シャルロッテの少女たちがトリスの言うところの、頭でっかちな小娘であるということを実感し、それでもしっかりと舌で少女の口内を掻き回してからチュパッと唇を離してやった。唾液の橋が切れる。

「エリーゼ、たしかあなたは『どのようなお望みにもお応えして必ずご満足いただく』とか仰ってましたわよね?」

 呆れるようにロゼに言われ、トロンとした表情のエリーゼは我に返り、その顔にさっと羞恥の朱が差した。

「と、当然ですわ! いまのはちょっとした手違いですの」
「じゃあ。エリーゼ、こっちにお尻を向けてくれる?」
「は、はいィッ! ただちに!」

 少女がくるりと背を向けて金髪の巻き毛のかかる腰を屈めたとき、その砂時計のような腰のくびれを間近に見下ろして令息は目を丸くする。

(うわっ、ほそッ! バレエやってたせいかな、胸まわりとの差がすごいや!)

 ウィルは鼻をふくらませて甘酸っぱい匂いを吸い込みながら、少女の腰のくびれの左右に腕を回す。
 エリーゼの華奢な肋骨の左右を下からなぞり上げると、たわわに実った若い娘特有の張りの強い双丘が両の手のひらの上で潰れて押し返してきた。

「ま、まあっ! ご主人さま!? ……ん……んん……あ」

 それを、ぎゅっとわしづかみにすると、巻き毛の少女はプルプルと背を震わせる。

(うわっ、本当にぱっつんぱっつん! 同じ金髪でもフローラよりひと回り大きいよ!)

 胸の大きさ自体はロゼに負けるものの、より華奢でウエストが引き締まっている。ロゼにおいても感じたことだが、これはこの時分の極端に胸の大きな少女でしか味わえない感触であろう。
 さらに、黒地のお仕着せに包まれた少女の柔らかい尻に股間を押しつける。一瞬、緊張するそぶりを見せたもののエリーゼの尻はすぐにかんして受け入れた。

「ご、ご主人さまァ……はあ、はあ……はあっ!」

 どんどんと息を荒げる小娘の大きな胸を両手で揉み続け、若い乳房の奥に混じるわずかなしこりのようなものを強くつかみあげてしまったとき、

「……………ッ」

 金髪の巻き毛の肩がビクッと跳ね、後ろから押しつけた男性器の裏筋がバレエで鍛えた少女の尻の筋肉にキュッと挟まれる。

(うわ、むっちゃ締まった!?)

 どうやら急激に大きくなった少女の胸は、まだ完全にはほぐれておらず、強く揉まれると痛いらしい。

「な、なんでもございませんわ! ほほ……」

 少女はあわてて取り繕おうとするが、令息は身体を離す。

「ごめんごめん。ロゼだとこのくらいでも平気だったからつい――」
「なっ!? ロゼに平気でわたしが無理な道理がございません! さきほどのはなにかの間違いにございますわ!」

 少女の中のプライドをいたく刺激してしまったらしい。
 シャルロッテで競い合い、それぞれ首席と次席で卒業した二人がウィルの前に屈めた腰を並べて尻を突き出している状況に改めて高揚感を覚えずにはいられない。

(そう言えば、濡らしているってロゼが言ってたっけ?)

 少女の下穿きがどのような状況になっているかスカートをめくって確認したいところだが、あとがつかえてしまっている。

「まあ落ち着いて。責任を持ってぼくがぼく好みの女中に躾けてあげるから」
「ぜ、是非にお願いしますわ!? ひゃっ、ああん……」

 返事の代わりにひと撫ですると、金髪の少女はビクビクッと小顎を震わせて尻をくゆらせた。

「では、エリーゼの次はわたしが」

 前髪を眼鏡の上で切り揃えたユーリが柔和な笑みを浮かべながら、長い栗毛を流したお仕着せの背中をさりげなく並べてきた。
 大人しそうに見えてきっちり自分の出番を主張するあたり、さすがシャルロッテを三番目の成績で卒業しただけのことはあるなと令息は値踏みをする。

(細身なのにちゃんと胸が大きいのが良いよね。小柄で胸が大きくて、それでいて、ぽっちゃり気味でないって意外に屋敷にいなかったんだよ……)

 股間を膨らませながら、シャルロッテの少女の中で一番慎ましい胸をじっくりと鑑賞していると、それよりずっと大きな胸がその後ろを横切っていく。

「妹の隣は、姉のあたしがもらいますね?」

 ウィルよりも少し背の高いナタリヤはカカッと笑い、落ち着いた足どりで小柄なユーリの隣に歩いていき、肩口に癖のある赤毛のかかるお仕着せの背中を並べた。
 そして、年子の姉妹は、示し合わせたように高さの違う腰を同時に屈める。
 眼鏡をかけた真面目そうな栗毛の少女がくいっと小ぶりな尻を突き出す光景にも、いかにも体幹のしっかりした短い赤毛の少女が上官の指示にでも従うようにグイッと大ぶりの尻を差し出してくる光景にもそそられるものがある。

(全然似てないけど、年子の姉妹なんだから絶対にどこか共通点があるはずなんだよなぁ……)

 まずウィルは長い栗毛のユーリの背中に覆い被さった。
 抱きしめた感触は、小柄さといい華奢さといいマイヤに似ているだろうか。
 だが、ウィルの腕を柔らかく押し上げる胸の大きさの違いだけは歴然としている。それをぎゅっとわしづかみにしてみた。

(うん、揉める揉める。手のひらに溢れる感じじゃないけど、こう手頃に大きいのが良いよね。マイヤの体型でそのまま胸だけ大きくなったというか)

 小柄なマイヤの狭い膣中に正面から挿し入れたときのことが脳裏に浮かんだ。腰を振っているときに、両手でぎゅっとわしづかみにするには胸の大きさが物足りなくて、マイヤには悪いが手元に少々寂しさを感じるときがあったのだ。

(あっ! 想像してたら、つい強く――)

 エリーゼが痛がっていたのを思い出してあわてて手を離すと、眼鏡の少女はきょとんとした表情でこちらを振り返った。

「痛くなかった?」
「あ、はい。わたしなら全然大丈夫でした。胸が大きくなったのが結構早かったものでもう成長止まっているみたいです。背ももうちょっと伸びたら良かったのですけど……」

 そう言ってユーリは栗毛の頭頂に手を添えながら、ちらりとロゼの方に視線を送る。どうも背の高い女中が好みだと思われているらしい。

「屋敷にはぼくのお気に入りで背の低い子が何人もいるよ。ぼくは女中へのお触りが多い方なんだけど、これからはいつでも好きなときに胸を触らせてね?」
「わたしたち姉妹はルクロイの村の出身ですし、なんの遠慮の必要もございません。どうぞ可愛がってください」
「両親はあたしたちがお屋敷勤めすることに、そりゃもう鼻高々で、村のお偉いさんからも誠心誠意お仕えするように念を押されまくりでした」

 二人とも恩義に感じてくれているらしい。にぎにぎとユーリの胸を揉みながら、令息はルクロイの村を見捨てなくて本当に良かったと実感しているところである。

(そういや洗濯ランドリー女中メイドのレミアとアーニーの二人もルクロイの村の出身だったような。他にもいたっけ?)

 背後から顔を近づけると、ユーリも顎を上げて合わせてきた。
 少年少女の唇が重なる。軽く唇の粘膜を合わせただけの口づけだが、少女はぶるっと顎を震わせて反応した。
 令息は身体を離すと、両手で赤くなった顔の口元を押さえているユーリを不思議そうに見つめる。
 試しに少女の小尻に手を置いて優しく撫でると、かすかにぶるっと震えた。

(あれ、されるがままあんまり反応なかったけど、まったく感じていないわけでもなさそうだね)

 反対側の手を、年子の姉の比較的大きな尻の上に置いて撫でる。
 赤毛のナタリヤの方はヴェラナほど尻が大きいわけではないが、従軍したことによって鍛えられているためか、相当に引き締まっているように感じられた。
 令息がズボンの股間を膨らませたまま二人の尻の間にしゃがみこみ、頬ずりでもするように触りくらべていると、シャルロッテの次席が金髪を垂らしながらこちらに顔を向けてきた。

「ご主人さま、差し出がましいことですが、ユーリは繊細な刺激の方が反応がよろしいかと……」
「ちょっ、エリーゼ!?」
「へえ、二人はそういう関係なんだ。こんな感じかな?」

 ウィルの指先が股の間をなぞりあげていくと、耳まで真っ赤にした栗毛の少女は、ぴくんと身体を反応させた。

「う…………ん、あっ…………あっ」

 どうもこのくらいがちょうど具合が良いらしく、小柄な少女は尻尾の付け根を刺激された猫のようにときおり腰を痙攣させている。
 小ぶりな尻のスカートをめくろうとそのすそに手を伸ばしかけたとき、今度はナタリヤまでが大ぶりな尻をピクピクと痙攣させはじめた。

「わはは、ウィルさま。くすぐったいです。あたしはエリーゼやユーリほど繊細な性質たちではないので、まどろっこしいのが苦手です。ガバッといっちゃってください」
「そう? じゃあ、遠慮なく」

 自身よりも少し背が高く、その赤い癖毛を白いフリルで覆われた肩の上までしか伸ばしていないナタリヤのうなじに、令息は顔を寄せる。
 すぐ目の前に見える赤毛のうなじは、少し汗で湿っており健康的で肉感的な色香を放っていた。それを嗅いでいると一層ムラムラとしてきて、少女の脇の下から手を伸ばし、張り出した乳房を両手でぎゅうっとわしづかみにする。
 手のひらにのしかかる、ずっしりと重い重量感――エリーゼよりも重く、妹のユーリよりも遥かに重たい――それを強めに揉みはじめる。

「平気だよね?」
「全然ッ! あ、ちなみに兵士に触られたと言っても、べつに好きに揉ませていたわけではないんですよ? たまに近くにいた兵士が突然発情した犬みたいになるんです。んん……まあ、そのたびにあたしと周りの兵士たちに思いきりボコられるわけなんですけど……」
(そりゃこれだけおっぱい大きかったら、女日照りの兵士どもに襲われるよ。ぼくもナタリヤに殴られなくてよかった)

 苦笑を浮かべながら胸を揉んでいると、胸だけでなくもう少し腰の刺激もほしくなり、少年は口を開く。

「ナタリヤ、少しだけ足を広げてくれる?」
「はい」

 さきほどからなかなか良い具合に当たらなかったのだ。
 ウィルはちょうど良い高さに合わせられた赤毛の少女の腰の左右をつかむと、大ぶりでしっかりと締まった尻の谷間に押しつける。

「どうしても嫌だったら言ってね?」
「へ? 嫌とかないと思いますが、どうぞ」

 令息は後ろから挿入するときのように少女の尻に布地の上から腰を打ちつけはじめた。肉の詰まった布どうしのぶつかる音が部屋に響くとともに、少年の性欲が少しだけ発散される。

「うはは、このくらい全然平気です!」

 ユーリと違いどっしりと安定しており、思いきり体重を預けても潰れる心配がない。強く押しつけたところで少女は膝に手を置いて、グッと両足で踏ん張ってこらえてくれる。
 まるで馬の乗り心地を確かめているかのようである。
 一際力を込めて腰を突き込むと、馬がさおちにでもなるようにナタリヤが顎を上げた。

(あれ、なんかいま、中でグジュって湿った音がした……)

 令息はどうしてもそれが気になって腰を振るのを止めると、腕を伸ばし、スカートの前面から裾をめくる。

「あ……」

 ナタリヤがそれ以上言葉を続けるよりも早く、長い少女の脚のふとももをすりあげ、股ぐらに手を差し入れてみた。白いスリップが一瞬翻るが背中からではスカートの中が見えない。
 手のひらに滑りあげた生地の手触りからいってドロワーズだろう。切れ込みの入った股間の布地が湿っており、そこからはみ出した濡れた陰毛が指先に触れる。

「ひゃあっ!?」

 赤毛の少女が顔を真っ赤にして膝を閉じたので、差し込んだ少年の腕がスカートの中からすっぽ抜けた。

「うあちゃー、あたし結構濡れやすい体質みたいなんです。これまで軍隊でむさ苦しい男どもしか見ていなかったせいか、ウィルさまみたいなお顔の綺麗な男の子に耐性がなくてなんかムラムラしちゃって。あたしみたいなガサツな女がおかしいですかね?」
「ううん、絶対そんなことないよ! ぼくね、歳の近い女の子に性欲を向けられるのって大好きなんだ。やっぱり嬉しいもの!」

 令息が断固としてそう主張したので、ナタリヤはやや呆気に取られたように目を見開き、やがてまんざらでもないように、そばかすの混じる鼻の頭を掻いた。

「こういう物言いをしたら非礼にあたるかもしれませんが、あたしウィルさまのそういうお優しいところ好きですね。端女はしためにだってプライドがありますから。まったく相手にされなかったら傷つきますので」

 年子の妹ユーリもそれに頷いた。

「ま、待ってえ! お、置いてかないでえ!」

 モジャモジャした黒髪のフランチェスカが、いまにも転びそうな足どりであわてて進み出て、ナタリヤの横に並んだ。その背の高さはウィルと同じくらい。
 目の下に隈のあるギョロギョロとしたはくがんの少女は列に加わると、プルプルと柳腰を屈めてその薄い尻をウィルに差し出してきた。
 この黒髪の少女は背後に立ったウィルの方に振り返ると、やけに揺れ動く黒い瞳を向け、

「えへへ……性欲向けられるのお好きなんですよね? ということは、わたしも、ウ、ウィリアムさまのこと、いやらしい目で見ても、いいんですよね? はあ、はあっ……」

 ひどく呼吸を荒げながらそう言ってきた。
 さきほどロゼが口にした『見た目が陰気なリッタ』という表現がいかにまとを射たものであるかを実感させられてしまう。

「こ、興奮しすぎだって……」
「さ、さきほどみたいにお屋敷の方針を打ち出されたら、わ、わたしが濡れても仕方がないじゃないですかァ。ず、ずっと図書館にこもって本を読みながら自分を慰めていた女なんですよォ。な、なんだったらお尻の穴までウィルさまに――うぷっ!?」

 耳年増の処女を黙らせる方法がほかに思いつかず、反射的に唇を吸ってしまった。
 目に隈のある少女は一瞬かっと目を見開いたあと、やがて身を委ねるようにうっとりと瞼を伏せる。

(目と口を閉じてさえいれば、文句なしに綺麗なんだけどなァ)

 色白で鼻筋はすっと通っているし、手足はすらりと細く長く胸も張り出しており素材だけは上等なのだ。
 令息が合わせた唇をそっと離して解放してやると、

「わ、わたし口づけしたァ。一生男に縁がないと思ってたのにィ。やったあ、うへ、うひひひ……」

 色々な意味で残念な少女は不気味な笑い声を発して、ウィルの腕の中で身悶えしはじめた。もう、だんだんとそういう生き物なのだと慣れてきて、可愛く思えてきた頃合いである。
 ついでなので、その大ぶりな胸に手を伸ばし、たぷんとつかみ上げた。

「あ、う……」

 痩せ身なのに意外なほどずしりと重い。
 少女の痩せたスカートの尻に男性器を押しつけてみたところ、やはりこちらは肉の量が足りず、感触としては少々物足りないところである。そう思っていると、

「し、失礼します」

 フランチェスカのさらにその隣に黒い三つ編みの垂れ下がる野太い腰がのっそりと寄せられるのが見えた。

(あ……ヴェラナ)

 どうやらシャルロッテを卒業した成績順に並んだようだ。
 イグチナの娘はウィルの前で腰を屈める。
 痩せ身のフランチェスカと比べた、その突き出した尻の大きさに令息は目を見張る。
 ウエストの引き締まるべき部分にまで太いのはご愛嬌だろう。比較対象である少女たちが細すぎるのだ。
 さっそく令息は、ヴェラナの方に身体を移動させ、肉厚の尻の上に手のひらを置いた。

「あっ……なんか恐縮です。んん……」

 厚ぼったい唇から息を吐く少女のむっちりとした尻たぶをわしづかみにしてやった。

(やっぱりイグチナよりヴェラナの方がまだ引き締まっているな。なんというか。こうやってじっくり触りくらべるって、色々と感じるものあるね)

 尻の垂れはじめた年増の女中と肉体関係があって、その娘の身体をまさぐることがいかに生々しい情感をもたらすかを実感して、令息は背筋をゾクゾクさせる。

「あ、あの、本当にわたしがこの場に混ざっていていいのでしょうか?」
「全然いいよ!」

 いまさらのようなヴェラナの懸念に即答する。
 後ろから覆い被さり、その黒地のお仕着せに包まれた大きな乳房を両手でわしづかみにした。

「あっ……」
(うん、おっぱいもすごく重いや。他の子より柔らかくてたっぷんたぷんしてるけど、イグチナほどには垂れてないな)

 そのまま大きな尻の谷間に勃起した股間をグリグリと遠慮なく押しつけた。

(おお、これこれ。こういう肉厚の感触がほしかったんだよ)

 否応なしにその母親に挿入したときのことが思い起こされる。
 洗濯女中であるイグチナはその重労働で鍛えられたためか、年増の経産婦であるにも関わらず、ヴェラナを産んだあの穴は大変キュッと締まりが良かったのだ。

(ぽっちゃりしてて抱き心地いいなあ。お尻も布越しにズブズブと沈み込むし。これ挿れたら絶対に気持ちいいやつだ――)
「ああ、わたしなんかで愉しんでいただけて嬉しいです……」

 ウィルのことが憧れの若君であったというヴェラナの方も、布越しに令息の興奮が伝わって気持ちが昂ぶったのか、感極まったように身体をブルブルと震わせていた。

(それにしても、これだけまとめて触りまくったのっていつ以来かな。おかげでだれがどのくらいおっぱいが大きいかとかお尻が大きいかとか、だいたい把握できちゃった)

 女中長トリスは、この時分の少女は体型が変わりやすいって言っていた。より正確性を期すためには定期的に触りくらべて情報を更新する必要があるであろう。そうウィルはヴェラナの胸を揉みながら結論づける。
 それでなんとなくひと段落した気になって、だんだんと息が荒くなりはじめたヴェラナから身体を離した。
 そのまま燭台の火の灯る壁際まで下がると、タンスの上に置かれているランタンのガラスの蓋いを開け、火を点ける。まだ昼間だが、窓のない部屋に明かりを足したのである。
 六人の少女たちの方に戻ると、ずらりと黒地のお仕着せに包まれたスカートの尻が、ウィルの手元のランタンに照らされて、ぽわっと浮かび上がっているように見えた。
 少年に散々まさぐられたせいか、少女たちの尻から湿った熱気のようなものが立ち昇っているような気がする。

(素晴らしい眺めだな。これだけ粒のそろった新入り女中たちが貞操を捧げる覚悟を決めて、お尻を突き出してくれているんだから)

 だが、見たい光景はもう一つあるのであった。
 令息はズボンの股間を船のさきのように張り出したまま、風上に切り上がって行くように半円を描いてベッドの方へ歩き出し、横一列に並んでいるシャルロッテの少女たちの前面に回り込む。
 天蓋のカーテンに勃起したズボンの影が一瞬大きく映し出された。
 少年はベッドの前に配置された低い足置きに腰をかけると、ランタンを足の間に置く。そうして少女たちと正面から対決する特等席を確保した。

「みんなありがとう。もうお尻を突き出さなくても大丈夫だよ」

 顔を上げた女中たちの顔が照らされてよく見える。どの少女も多かれ少なかれ顔を上気させ、息を荒げていた。これならば衣服のシワやシミのディティールまでもじっくり観察できることであろう。
 座った姿勢のウィルの視線の高さが、だいたいシャルロッテの女中たちの股からへそくらい高さであり、腰を屈めて腕を伸ばすと少女たちの股間に指先が届くくらいの間合いである。
 少女たちは、ランタンの火に照らし出された令息の股間の盛り上がりが気になって仕方がないようだ。顔を赤らめながらチラチラと令息の股間、令息の顔、令息の背後の天蓋つきのベッドへと視線が向かう。
 お互いの下半身を直接どうにかしないことには、もう少年少女の性欲は収まりがつかない。服の上からではまどろこしくて仕方がないのだ。
 青い性をもてあます少年は、青い性をもてあます少女たちに向けて口を開く。

「ねえ、みんな、そのままスカートをめくりあげてくれる? スカートの中がどういう状況になってるか、ぼくに見せてほしいんだ」

 立ち並ぶシャルロッテの女中たちが息を呑む中、令息は言葉を続ける。

「その後で、さっきロゼにしてもらったばかりなんだけど――みんなも知識としては知ってるでしょ――ぼくのこれを咥えてもらうからね?」


◇ 屋敷の女性一覧 ◇

女中長   1人 (トリス◎)
蒸留室女中 2人 (リサ◎・サリ◎)
洗濯女中  6人 (第一:ジュディス◎)
         (第二:イグチナ◎・ブリタニー◎・シャーミア◎)
         (第三:アーニー◎・レミア◎)
料理人   1人 (リッタ◎)
調理女中  4人 (第一:ジューチカ、マイヤ◎)
         (第二:エカチェリーナ・フレデリカ)
皿洗い女中 2人 (ルノア・ニーナ)
乳母    1人 (アラベスカ◎)
酪農女中  3人 (ケーネ)
客間女中  1人 (フローラ◎)
家政女中  9人 (ウィルマ・ロゼ△・エリーゼ△・ナタリヤ△・ユーリ△・フランチェスカ△・ヴェラナ△)
雑役女中  8人 (ルーシー・チュンファ・デイジー・ターニャ)
側付き女中 2人 (ソフィア○・レベッカ◎)
修道女   1人 (ヘンリエッタ◎)
その他   1人 (オクタヴィア)
    計42人
お手つき 16人 ※済み◎、一部済み○、途中△
         ※△は数に含めず

胸の大きさ:ロゼ>ヴェラナ≧ナタリヤ>エリーゼ≧フランチェスカ>ユーリ
尻の大きさ:ヴェラナ>ロゼ>ナタリヤ>エリーゼ>ユーリ>フランチェスカ
腰の細さ: エリーゼ<フランチェスカ≦ユーリ≦ロゼ<ナタリヤ<ヴェラナ
身長の高さ:ロゼ>ナタリヤ>フランチェスカ≧エリーゼ>ヴェラナ>ユーリ

ウィルと歳の近い代表的な女中:ソフィア、マイヤ、レベッカ、ジューチカ、リサ、サリ
レベッカだけユーリより少しだけ胸が大きいです。

ちなみにウィル、トリス、ロゼの身長差は以下のリンク先みたいなイメージです。
https://twitter.com/tenkawafusui/status/1258968357111345157



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