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第二十六話「豪壮な性」
使用人を解雇せずに済むと見通しを立てた晩、珍しくトリスが祝杯とばかりに酒を用意した。
「酒は執事の職分ですが、執事不在のため不肖トリスが代わりに、ご主人さまに勝利の美酒をお作りさせていただきます」
王都の別邸には極上のワインを備えているが、この屋敷には数えるほどしかない。執事が全て伯爵のために王都に持って行った。
あっても急な来客用にとっておかなければならない。
その晩のウィルが飲むのに相応しい味を整えるのに、トリスは数種類の酒類を調合したのだ。
トリスが銀製のシェイカーと長いスプーンを使ってかき混ぜると、そのままでは混ざることのない何種類もの酒が、見事に融和していたのである。
流れるような見事な手際であった。
このような酒の飲み方があるのかと、ウィルはひどく驚いたものだ。
アルコールが入ったせいもあり、白い陶器のような頰が上気して、その日のトリスはひどく人間味があった。トリスは心の底から喜んだときに、どうやら少しはにかむように笑う癖があることに気がついた。
だが、翌朝目が覚めたとき、トリスは大層に不機嫌であった――
「ご主人さま」
やや硬い声に促されて、少年は意識を覚醒させる。
「……ん、トリス。ふわああ」
ウィルは眠い目を擦りながら、ベッドの横にたたずむ長身の女中長の方に顔を向け、いつもと様子が違うことに気がついた。
「ん、どうかしたの?」
豪奢なベッドの上で裸の上半身をゆっくりと起こしかけ、昨晩部屋に呼んだのがトリスとは別の女中であったことに思い至る。
ウィルの胸元に赤毛の少女がしがみつくように眠っていたのだ。
「ご主人さま、伽にお使いになった後の女中は部屋に下がらせるようにしてください」
硬い表情でそう告げられた。
(そういや、一緒のベッドで朝を迎えたのってこれが初めてだっけ……そもそも女中とは起きる時間が違うのだけど……)
戸惑いながら胸元を見下ろすと、少女の赤い睫毛の覗く目許には、涙の跡が残っていることに気がついた。
無理に起こすのは、さすがにちょっと可哀想だと感じてしまう。
しかし――
「マイヤ、起きなさいッ!」
トリスが鋭い声で怒鳴りつけると、マイヤは寝惚け眼を開いて頭を上げたのだ。
「……え? あっ! あちゃあー。寝坊しちまったか。わりい」
慌てて、傍らに脱ぎ散らかしてある女中服に袖を通す。
「すぐにお前の湯をもってくるからな!」
そう言って、止める間もなく部屋から飛び出した。
ウィルの毎朝の身支度の準備を手伝うのは、マイヤの仕事であった。
少年は苦笑いを浮かべながら、ベッドの縁に座る。
「ねえ、トリス。たまにはいいじゃない……?」
どこか肩を怒らせているトリスを見上げ、ウィルはそう取りなす。
「いいえ。閨に入る女中は夜具にすぎません。主人より遅く寝て、主人よりも早く起きる。これが女中のあるべき姿なのです」
だがウィルは情事の次の朝、目が覚めたときに傍らに誰もいないことをひどく寂しく感じていた。
(うーん……)
ウィルは何とかこの頑ななトリスの心を溶かす方法はないだろうかと考えてみた。
「ねえ、トリス」
そこでウィルは、そっと傍らに立つトリスの尻を撫で上げてみたのだ。
(ぼくは、ジュディスとリッタを抱いて言うことを聞かせたんだ……)
昨日、風呂場で洗濯場の女中たち全員と性行為に及んだし、調理場の使用人は、先日の一件でウィルに借りがあるに等しい。
そして、ウィルが使用人ホールでトリスの尻を撫でたあの日、トリスは極上の笑みを浮かべてウィルを称えたではないか――
トリスだって、挿入して精を受け止めれば、もっと柔軟に言うことを聞いてくれるかもしれない。ウィルの頭にそんな甘い期待があったことは否めない。
トリスはというと、自身の尻を撫で上げた主人の手を絡みつくような視線で見下ろしながら、優美な唇を妖しく吊り上げたのだ。
「なるほど。ご主人さまは、わたしに伽を望まれるのですね。喜んでご奉仕いたしましょう」
「き、きつ……ちょっ!」
いま、ウィルの両足首を掴んだ長い両手が左右に開かれ、一分の隙もなく髪の整えられた女中長の頭が、ウィルの股間部をじゅぷじゅぷと規則正しく上下していた。
まるでカクテルをシェイクするときのような一切の無駄のない動作で、ウィルの理性の氷を溶かし、快楽を撹拌してしまっているのである。
女の動きは激しいながらも、ゼンマイ時計のように精密で、ウィルの理性と快楽を望む比率に調整しているように思えた。
「あんっ! わわ」
グラスの氷がからんと高音を立てるように、ウィルの理性がまた一つ砕けた。
ウィルの体勢はといえば、大股開きになって股間を晒し、玉筋から肛門の穴までを女の眼前に晒してしまっている。
これは幼少のころにオムツを替えてもらったときのような、女に全てを預けるような姿勢である。
このどこか屈辱的な姿勢が、ウィルの性感を高めてしまい、それを悔しいと思う余裕すらない。
「……っ。あ……。くっ……」
いままでウィルは、異性を犯すのは男にだけ与えられた特権だと思っていた。
だが、女も男を犯してしまえるのである――
「ト、トリス、そんなに強くしないで……」
かろうじてウィルが息も絶え絶えにそう言うと、
「はい。ご主人さま。畏まりました」
トリスは意外に素直に従った。
そして、ウィルの男根に吸いつく力は幾分か柔らかくなった。
しかし、
「うっ!」
亀頭の割れ目に尖らせた舌の先端を入れられ、ウィルの腰が跳ねる。
腰の突き上げは左右に掴まれた足とベッドのスプリングによって、より小刻みな快楽を産む。
ペースを落とした分、精度が高くなり細工が細かくなった気がする。
トリスはウィルの足首をつかむ手を、つま先の方に滑らせる。
(うわっ、なんか変な感覚!)
女の細い指が少年の足の指の一本一本の間に割って入り、握手をするように少年の足指は握られたのだ。
見上げると、トリスは、女ではなく女中長の顔のまま、ウィルに口で奉仕をしていることに気がついた。
「つっ……くっ……」
ウィルは声を出すのを辛うじて我慢した。
神経に直接触れるように、じょりじょりとウィルの亀頭の裏側をトリスの舌がゆっくりとなぞるのだ。
一切の容赦のない、ウィルの弱い部分を熟知した動きである。
さきほどの喉輪までを駆使したディープスロートがカクテルのシェイクなら、今度は、混ぜ合わせたカクテルを氷の周りでスプーンで掻き回すステアーである。
ステアーには、意外なくらい繊細な技術が必要になる。
あの晩にトリスが見せた、氷をかき混ぜる動きは見事であった。
女中長の白く長い中指と薬指が長いスプーンを柔らかく握り、スプーンの背は常にグラスの外周側に向けられていた。
いま――
「な、なにこれ……。どうやってるの……!」
ウィルの男根の周囲をトリスの舌のつるつるとした裏側でつうーつうーと舐めあげている。
「あっ!」
トリスが舌を裏返す。
今度は、一転して、ざらざらとした表側が、ウィルの男根の弱い部分をなぞったとき、堪らないとばかりにウィルは顎を仰け反らす。
ウィルは、せめて一矢報いんとばかりに、両手を女中長の黒い布地のお仕着せに包まれた両の膨らみに伸ばし、大きな乳房をわしづかみにする。
「あ、もう、だめ、い、いくっ……!」
それが少年の抵抗の全てであった。
ウィルは、黒い羅紗の布越しに量感たっぷりな女中長の豊満な乳房の感触を感じながら、どくどくと女の口腔深くで達したのである。
射精のリズムに合わせて、亀頭が吸われ、律動するかのように頰の粘膜で男根がしごかれる。
一滴残らず絞り取るような動きであった。
全部出し切った後、さらにトリスがちゅっと吸い上げると、まるで魂の栓が抜けたように、ごっそりと精気が抜けていく感じがした。
ウィルは、達した後の女のように、だらしなくトリスのまえに両足を開いて、肛門を晒している。
まるで女になったかのようである。
いままで何人か自分の精を受け止めて女がこんな格好をしていたが、まさか自分がこうなるとは思わなかった。
トリスはぺろっと舌を出した。そこには、とろとろとした白いものが見えた。
「精がお薄い」
そう言ってごくりと飲み干したのだ。
昨晩は、フローラの下着のなかに濃い精液を一発放ち、六人の洗濯女中たちの中へと突き入れ、その夜はマイヤのなかに二発放ったのである。
精も薄くなろうというものだ。
(いくらなんでもこれは……)
あまりに一方的に搾取するように攻められている。
ウィルは、過去の自分の悪行を棚に上げて、自分の股間を見下ろす女のほうを見やって憤った。
トリスの顔は多少、上気しているものの、いつぞやのように盛り狂っているわけではないらしい。
「ト、トリス――」
事情を問いただそうと、呼びかけかけたそのとき、ウィルの両足が握られたまま、ぱくりと再びウィルの男根に吸いついた。
「も、もう、口はいいから!」
ウィルはそう悲鳴をあげた。
すると、強制的に立たせられた男根が女の唇から勢いよく外れ、白く通った鼻筋に、ぴたぴたと当たる。
「分かりました。今度はこちらで失礼いたします」
女中長は、ウィルの両脚を左右に広げた体勢のまま、器用に長い脚をウィルの身体に跨がるように差し入れていく。
猫のように身体が柔らかい。
気がつくと、ふわっとウィルの下半身はトリスの黒いお仕着せのスカートの布地で覆い包まれていた。
背の高い女が自分の上に跨がっているのである。
トリスの長く黒いスカートが巨大な花弁のように、ふわりと波打つ。
その拍子に女の濃密なフェロモンのようなものが、ウィルの鼻先をくすぐった。
「えっ」
まるでスカートのなかに目があるかのように、くちゃりとウィルの先端が女の膣口に触れた。
(いったい、いつのまにショーツを脱いだんだ?)
ウィルの疑問は、にゅるりとした感触に押しつぶされた。
ぐちゃ。
ぶちゅ――
下品な音がした。
自身の敏感な部分が、性欲の猛りと一緒に、肉ごと叩きつぶされるような錯覚を抱いた。
ウィルの頭の中は快楽で真っ白に染まった。
にゅる。にゅる。にゅる。
すぐに、どくどくと白い精を解き放ったのだ。
(ひ、酷い目にあった……!)
ウィルの背は丸まり、男根は萎れていた。
彼我の戦力の差を思い知らされるかのような気分である。
そして、トリスはベッドの脇で乱れた衣服を直しながら、
「ご主人さまは性交がお下手です」
そう、とどめとばかりに、切り捨てられたのである。
ウィルはただ項垂れて下唇を噛むしかなかった――
「ご主人さま、女を犯して従えようとするときは、せめて精力の充実したときになさいませ。わたしは閨の教育係ですから、手を抜くことはできません」
女中長はそう言った。
ウィルは何の反論もできない。
つい先日ウィルは、ジュディスに最高のコンディションで手合わせを挑み、勝利したが、今回ウィルはトリスに、勝てるはずのない戦を挑んでしまったのである。
「あれ、どったの?」
やがて、部屋に湯桶を担いで戻ってきたマイヤが不思議そうに小首を傾げている。
マイヤからは、幾分かお肌がつるつるになったトリスと、呆然と顎を落とし黄昏れるウィルが見えるのである。
もうトリスは、情事の匂いなど欠片も感じさせないほど、身繕いを終わらせていた。
「今日は、わたしがお世話をします」
「え、でも? これオレの仕事だし」
トリスの言葉にマイヤは困った表情を受かべる。
トリスは、マイヤの両手にもった湯桶を膝をついた姿勢で受け取って、白く通った鼻先をマイヤの襟元まで持ち上げる。
「マイヤ。あなた少し臭いですよ」
「ええ!? ほ、本当か?」
マイヤはくんくんと自身の胸もとの臭いを嗅ぎ、赤毛の眉を顰めた。
昨晩、マイヤだけが風呂に入っていない。
そしてそのままウィルに二発も放たれたのだから、そう言われたら身体の臭いが気になるだろう。
「時間をあげますから体を念入りに洗ってきなさい」
「ウィル……?」
少女の主人は鷹揚に手をあげた。
「そりゃ、ウィルも臭い女は嫌だよな。すぐに洗ってくる」
マイヤは、ちらりとウィルのほうを一瞥して、そのままぴゅーと部屋から飛び出すように退出したのだ。
トリスは、マイヤの代わりにじゃぶじゃぶとウィルの足を洗う。
射精後の疲労感が染みこむように、足先から温かい温度が伝わってくる。
たしかにここ数日のウィルは少し調子に乗りすぎだったかもしれない。
(というか、昨日は凄い一日だったよな……)
昨日は、フローラを相手して、六人の洗濯女中を相手して、マイヤと一緒に寝たのだから。
トリスにやり込められたのは良い薬だったかもしれないと思い始めたところである。
「ときに、ご主人さま、先日召し上がられた肉料理のお味はいかがでしたか?」
トリスが急にそう話を振ってきた。
「ビーフストロガノフだったっけ? バターにチーズ、そしてサワークリーム……。リッタの料理の腕に不満を言うつもりはないけど、とにかく味がこってりと濃厚すぎて」
ウィルは少し立ち直って、世間話に応じる。
内覧会の試作としてリッタが腕を振るったのだ。
中流階級から見て、いかにも貴族らしい食卓だと思ってもらわねばならない。そうすると必然的にあのような胸焼けする料理となる。
「いまはどうです?」
こするように足を洗うトリスの言葉に、ウィルはおやっと胃のあたりをさすってみた。
「不思議とちょっと食べたい気分になっているかな。明日、明後日なら口にしたいような……」
その日一日、匂いを嗅ぎたくないくらい脂にうんざりしていたとしても、時間を空けると、なぜか口にしたくなるものなのだ。
「そうでしょう。そうでしょう。支配者の食とは豪壮なものでなくてはなりません。食後に胃もたれするくらいで丁度いいのです」
ふとももに温かい湯をかけられ、足の指の間を揉まれると、ウィルの気分が随分とほぐれてきた。
「ねえ、トリス。さっきのぼくの性交はそんなにダメだった?」
腹を割ってそう訊ねたのであった。少年は生来素直な気質をしている。
「いいえ。ここのところ、わたしはお相手いただいていませんでしたし、久しぶりにお精をいただいて大変満足させていただきました。昨日の疲労もあって薄くなっていましたが、ご主人さまの精は、特上のパンと牛乳のようで、毎日いただいても決して飽きることはありません」
ウィルは、トリスの言葉にほっと胸を撫で下ろす。
目の前の女は、自身の屋敷を掌握する根幹であるのだ。簡単にウィルに飽きてしまうようなら非常に都合が悪い。
「だったら――」
後に続くのは、あんなふうに主人をやり込める必要ないじゃないか、というウィルの抗議である。
「いいえ――ご主人さま」
トリスは敢えて言葉を被せた。
そして、じっと自身の主人を見上げる。
「食と同じく、支配者の性交もまた豪壮なものでなければなりません」
そう断言したのである。
「先日、召し上がられた肉料理のように、一度味わった後は、もう数日口にしたくないと思わせるような性交でなければいけないのです。そうすれば時間が立つにつれ、ご主人さまの性交をもう一度味わいたいと思うようになります。お与えになるときは、唇から涎をこぼす女中たちに勿体ぶって与えればよいのです」
ウィルは、あんぐりと口を開ける。
だが、以前トリスが言っていた言葉が次第に合点がいくような思いがした。
トリスは、
『最低でも、月に一度、膣内にご主人さまの精を注いでおけば、女はご主人さまから離れなくなります』
と言っていた。
まさか、月に一度、性交するだけで女の心を繋ぎ止められるとはとても思っていなかったが、それは長く尾を引くような濃厚な性交を前提としていたのである。
「われわれ女中はご主人さまの夜具に過ぎません。いまでも女中は屋敷に四十人からございます。ということは、ご主人さまの未来の奥方様のように、週に何度も精をいただく女ではないのです」
だからマイヤが愛人のように、ウィルと一緒に寝ているのを見て、トリスが怒ったのである。
トリスにとって女中とは、心の底から主人を敬愛し、必要とあらば身も心も捧げる使用人であって、愛人とは違っていた。
「本来、支配者の精とは金や宝石よりもずっと貴重なものです」
トリスは王宮の儀典長のようなことを言う。
「昨晩は、三人の洗濯女中たちの処女を奪ったまま、精はお与えにならなかった。三人の女たちは、当分はご主人さまに抱かれたくないと思っていることでしょう。あれで宜しいのです。ですが、イグチナとブリタニーには容易く精をお与えになった。あの女たちは、またすぐに抱かれたいと思っているでしょう。あんなに気安く精を与えてはなりません」
全て筒抜けであった。ということは、脱衣場だけでなく、風呂場にも覗き穴があるはずである。
思わずウィルは、部屋の入り口のほうを見ながら、
「リサ・サリィ……」
呪詛のように蒸留室女中の名を口にした。
すると、扉の左右から、ぴょこんと黒髪が姿を見せ、小動物が怯えるようにすぐに逃げた。
「ご主人さまがあの日、ジュディスに為さった性交は素晴らしかったです。あれこそ支配者に相応しい性交です。ねちっこくて、脂っこくて、女の弱みを徹底的に暴き立て、ねじ伏せる」
トリスは、満面の笑みを浮かべていた。
「でも、トリスから見れば大したことないでしょ」
ウィルはそんなふうに自分を卑下した。
さきほどのような一方的な犯され方をすると、心の持ちように影響が出るものなのだ。
「いいえ。年若いご主人さまが、取り得るあらゆる手管を用い、熟練した女を支配下におく。まるで荒野を走る野性の馬の首に縄をかけ、野性の心を折って我が物に調教するようで最高でしたわ」
そう言って、トリスはぞくぞくと熱く湿った吐息を吐いた。
「いずれ、わたしもああなるのかと思うと――」
トリスは両肘のあたりを抱きしめて、ぶるぶると身を震わせる。
なんとも言えない苦笑を浮かべるウィルに、
「ご主人さまは性技をもっと上達なされる必要があります。そして、それはソフィアを支配する道にも通じます」
トリスは改めてそう囁いたのであった。
第二十六話「豪壮な性」へのコメント:
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