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第三十五話「争乱の兆し」

「……すみません。すこし無駄口を叩きましたか。……それにしても女中長の帝王学が板についてきましたな」

 ギュンガスはおもねるようにそう言いつくろう。それでいままでうまく世の中を渡り歩いてきたのだろう。

「なあ。ウィル」

 マイヤが口を開く。

「こいつクビにしなくてもいいのか。オレ、こいつをこのまま屋敷に置いておくと、なんか嫌な予感がするんだよ」

 えて本人をまえにして言うのがマイヤらしい。思わずウィルは吹き出しそうになった。絶対に裏切るなよとギュンガスにプレッシャーをかけているのだ。

「マイヤの勘は当たるからなあ。うーん」

 ウィルがそう言って首を傾げると、ギュンガスは目を丸くして手の平を広げた。
 といっても、本当にクビにするかを考えているわけではない。得られる情報というものを考えると、この男はとても手放せなかった。

「言いがかりにすぎません。内覧会を成功させるのにも、わたしはこの上なくウィリアム様のお役に立ったではないですか」
「うん。そう思うよ」

 あっさりウィルが肯定すると、ギュンガスは片眉をあげて、じろりとマイヤのほうをにらんだ。

「ところで女中長ハウスキーパー。この赤毛の小猿の言葉遣いは直さなくてもよろしいので?」

 今度はそうギュンガスがマイヤに反撃をしてきた。
 それは意外に悩ましい質問だったのか、トリスは一度強めにまぶたを伏せてから、口を開いた。

「マイヤは言葉遣いを直すと、魅力が半減してしまいそうで踏み切れません。乱暴な言葉遣いのほうが、ほかの女中もマイヤに気を許すでしょうし。それに部屋付きとなった以上、もうご主人様が判断なさることですから」

 すると、赤毛の少女は主人のほうを見つめてきた。

「マイヤはこのままでいいよ。どうせマイヤはぼくのものだし」
「ほれみろ!」

 マイヤはにへらと唇を緩め、照れ隠しと勝ち誇りの、合いの子のような表情でギュンガスのほうへと顎を向けた。

「なんかその表情、無性にむかつきますな」

 ギュンガスは実に面白くなさそうにそう呟いた。

「だいたいな。オレが小猿なら、おまえなんて年中発情した赤毛のエロ猿じゃねえか。分不相応にも着飾った女の尻ばかり追い掛けやがって!」

 マイヤはこれまでの不満をぶちまけるかのようにそう切り返した。

(あー、いつもお使いに使われてるからね)

 ウィルの部屋つきの女中は、従者ヴァレットのギュンガスと接する機会が多い。
 ついでとばかりに、貴族の令嬢や侍女レディースメイドに送る手紙がマイヤに手渡されるのであった。その数、もう何百通以上になっている。多いときには一度に十通以上手渡してくるのである。
 お膝元のロムナの町に下りて王立郵便局ロイヤル・メールに手紙を預けるくらいそれほど大した労力でもないが、これだけの数量が積み上がれば、なんでウィルの部屋付きの自分が、ギュンガスに使われないといけないのかという気持ちになるだろう。

「なにを失礼な。すべてはウィリアム様のためですよ」
「いや、すべてはない」

 ギュンガスの反論をウィルは冷静に否定する。
 敢えてマイヤに手渡すのは、ウィルの公認のもとにやっているという意思表示であろうが、半分以上趣味で手紙を書いているに決まっている。

「なんと」
「まあ、ちょっとばかり役に立つことがあるのは認めるよ」

 ウィルは不承不承そう言った。
 実のところ貴族社会については手紙魔のギュンガスの情報網が頼みの綱である。
 この男は元は奴隷商人の手先であり、高価な奴隷を必要とする貴族社会に食い込むのがやたらに上手い。
 しかもギュンガスの手に入れる情報には、王兄派・王弟派の陣営の区別がない。
 ウィルが、王都のお屋敷経由で情報を仕入れようとしても王兄派の情報しか手に入らないし、余計な藪も突きかねない。伯爵に反抗するきざしを見せないよう気を使っているものの、ウィルが力を付けはじめてから警戒されているのは間違いないだろう。

(ギュンガスって、貴族社会に関して、ちょっとした情報の欠片から類推することに異常に長けているんだよね……)

 初めて会ったとき、ギュンガスはシャツの刺繍一つで、ずばりとウィルの名前を言い当ててきたのだ。
 この男の頭には貴族家の家系図が頭に刻みつけられており、貴族に出す手紙以外にも情報源があるのか分からないが、刻一刻と変わる政治情勢の変化を理解していることだけは間違いない。
 伯爵家の御曹司であるウィルよりも、奴隷出身のギュンガスのほうが貴族社会に精通しているというのも奇妙な話だが、残念ながらウィルは貴族家の社交付き合いに極端に不慣れである。
 懇意にしていたヨハネ家のカヤックも対立陣営に流れてしまった。
 だから、ここのところ増長ぶりが目についてきたものの、この男を手放すことはとても考えられなかった。

「おい。ウィル。こんなやつを放置していたら、いつか自分の女を取られかねないぞ」

 言われて少しどきりとする。マイヤの言葉に嫌な予感を感じないでもなかった。

「いまのところ、ぼくは貴族の女の子にそれほど興味がないし、ギュンガスは女中には興味がないからね」

 そう言って、溜息をついたのだ。

「次に行こう。トリス。女中を送り込んだ中流階層の商売とその配置を教えて」

 すると長身の女中長はうなずき、机の上の地図のうえに上半身をかがめた。
 一緒に地図を見下ろすと、そこには山高帽ボーラー・ハットゆがめたような形の国土が広がっていた。
 国境を縁取りするように山脈が取り囲んでいる。山脈の出口は北東の草原と南西の内海だけだ。
 このなかでマルク領は東端に位置している。辺境に位置するため伯爵家の領土としては望外に広いが、大半は未開発の草原である。
 マルク領の西と南は山脈に接している。北は国境の外へと続く広大な草原に接し、東は河川を領境・国境としている。
 南の狭い一ヶ所だけ、細い川の流れとともに内海に抜けているものの、マルク領の河口は山間に挟まれており、すぐ近くにレノスの港があるため港として発達していない。
 トリスは地図の上に青い旗を並べはじめた。

「鉄道主、船主、港湾の倉庫主、農場主、工場主が各々二名ずつ、炭鉱主が一名です」

 青い旗の立った場所が、マルク家出身の女中メイドたちを送り込むのに成功した中流階層の屋敷の所在地となる。
 この国の大きな都市は、王都クレングールを北に、南東に港街レノス、南西に工業都市ルムントが、ちょうど三角形を描くように並んでいた。
 マルク領で一番大きな町ロムナは、この三都市に比べると田舎町にすぎない。
 港街レノスに立っている旗は、船主二本、港湾の倉庫主二本の計四本であった。そして六本の旗が工業都市ルムントの周辺に立っている。父親の住む王都には一本の旗も立っていない。
 多くの旗は新興勢力の乱立する三角形の底辺に偏っていた。残り一本は西の山脈の中央あたり、炭鉱主のものであった。

「屋敷を出た女中メイドには幾ばくかの退職金を渡し、ソフィアに良く似た少女を見つけたらマルク家に連絡してもらうようお願いしてあります」

 すると、トリスの言葉に左隣のソフィアが、はっとウィルのほうに顔を向けてきた。

「よし。予定通り」

 ソフィアの視線を頬に意識しながら、ウィルは唇の端をり上げた。

(これで、ちょっと見直してくれたかな)

 マルク家の家名は箔であったため、女中は、定期的にマルク家と情報交換することを快く引き受けてくれた。
 上流階層についてはギュンガスに任せるとして、これで中流階層の情報収集をする準備が整ってきた。
 ソフィアの妹を拐ったのは、壮大なスケールで国を動かそうとする商人なのだ。情報はいくらあっても足りないくらいである。

「それにしても……。他家でやっていけるか不安な女中まで出て行ってしまったのだけど、大丈夫かなあ」

 ウィルはそう不安そうに呟いた。
 家政ハウス女中メイドは長年、主人のまえに顔を見せない屋敷の裏方として働いてきた。白子アルビノのヘンリエッタほどではないが、社交的でない女中も何人か混ざっている。

「さあ? もうご主人様の女中ではありませんし」

 マルク家の女中長は薄情な口ぶりだった。

「まあ、何人かの子たちは確実に苦労するでしょう。ですから定期的に文通をして手紙で助言をすることにします」
「ああ。それはいいね」

 ウィルはそれを聞いて無邪気に喜ぶ。

「多少出来が悪いくらいでちょうど良いのです。その分、文通が密になりますから。公然と情報交換できますし、推薦したマルク家のメンも保たれましょう」

 さすがの一言であった。
   ‡

「それにしても六十八ドラクマか……」

 地図の王都に視線を落としながら、ウィルは独り言のようにぼそりと呟いた。
 マルク家は六十ドラクマのときに小麦の空売りをかけた。儲けの幅は減ったが、劇的に値下がりしてから慌てて売ったチルガハン侯爵家やサイアス公爵家ほど状況は酷くない。
 チルガハン家とサイアス家の怨嗟の声が聞こえるようであった。両家とも王兄派なので父親とは頻繁に顔を合わすだろう。
 もっとも空売りの許可を出したのは、マルク伯爵なのでウィルの知ったことではなかった。

「きっと王都は荒れるなあ」

 ウィルそんなふうに呟いた。
 ほかの農場主たちは価格の推移を見守るために小麦を市場に出し惜しむことになるだろう。そうすると空売りしていた貴族たちは、軒並み踏み上げられてしまい、潰れる貴族が続出するだろう。
 おまけに小麦高で民衆の不満の矛先が貴族へと向かうのだ。
 ウィルは目の前の地図を眺める。
 このまま行くと王都の地盤沈下は避けられない。これから王都から、港街レノスあるいは工業都市ルムントのほうに国の重心を大きく南に移動してしまうことになるだろう。
 北の王都の力が弱まると、草原に繋がるマルク領の北方からは馬賊が入ってくる可能性がある。
 すると、南へあるいは東へ難民があふれるかもしれない。
 おそらく東へ逃げた難民の行く先は、なぜか善政を敷いていると評判のマルク領だ。
 目を閉じて近い将来を想像する。
 煙の臭いがする。建物の焼ける音がする。焼けているのはきっと貴族家の建物だ。それがマルク領の屋敷であってもおかしくない。
 ウィルは、はっと目を見開き、

「いまから軍隊を組織したほうがいいかな」

 真剣な表情でそう言った。
 通常、兵隊を集めるのは戦争のときくらいだ。
 だが、マルク家はここ二十年近くまともな小競り合いすら経験していない。ウィルも戦争を知らない。
 ならば、前もって準備をしておかないと、まともな対応ができると思えない。

「次の議題は領地の防衛ですか」

 ギュンガスがウィルの言葉を拾い上げた。

「うーん。曾爺さんの頃なら尚武の気風があって、しっかりと兵隊も鍛えていたそうなんだけどな……」

 祖父の代あたりから、北方の遊牧民との小競り合いがほとんどなくなり、父の代からは王都に入り浸るようになりマルク家の家風はすっかり雅なものに変わり果ててしまった。
 領民に善政を敷いていると評判が立ったり、使用人を大事にしていると周囲から思われているのは、武力を扱う自信がないことの裏返しであった。

「指揮する者が必要になるでしょう。信頼のおける者に任せるか、それともご主人様が自ら指揮されるか。いかがなされますか?」

 この女中長は、長年にわたって伯爵と執事バトラー不在のマルク領の屋敷を守ってきた。いざというときに屋敷をどうやって守るか検討したことがあるのだろう。

「ソフィアでよくない?」
「む。わたしか!?」

 少女は、ぎんろうぞくである。軍隊を任せるなら適任に思える。
 だが、トリスは首を振った。

「どうでしょう? 小さな規模なら問題ないでしょうが将来的に大所帯になって火器を扱うとなると、どこまで上手くやれるか未知数です」
「どうなの? ソフィア」
「う……くやしいが、女中長の見立ては正しいだろう」

 銀髪の少女は歯噛みして頷いた。

(遊牧民の指揮にはこの上なく向いているだろうけど。もう時代が違うか)

 いまは騎馬民族が世界を股に掛けた時代ではない。戦争の勝敗を分かつのは火力と兵站なのである。

「ですが、まずは屋敷の防備を固めるほうを優先したほうがよいでしょう。国の治安が悪化すると夜盗や暴徒の類いが増えます。いくら軍隊を招集できたとしても、到着するまえに屋敷を襲撃されて抵抗できなかったら意味がありません」

 トリスの言葉に、ウィルは頷かざるをえない。
 以前ウィルは、屋敷のなかでリッタの男に襲いかかられたことがあるが、あの手合いが群をなしてきたらソフィアでも苦しいかもしれない。

(ソフィアが不在のとき屋敷が不安だな……)

 これからウィルは、ソフィアを連れてレノスの街を調べようと思っている。戻ってきたときに屋敷が荒らされていたでは目も当てられないだろう。

「屋敷のものたちに武装させたほうがいい?」
「そうしましょう。雇って日の浅い傭兵など信用なりません」
(いよいよ、おっかない感じになってきたなあ……)

 ウィルは眉を寄せて溜息をついた。

「王都から従僕フットマンを何人か借りたほうがいいかな?」

 ウィルはそう言いかけたが、トリスはあくまで首を振った。

「別の指揮系統の使用人を入れると、かえって混乱するでしょう」

 トリスがそう答えた。

「まあ、王都で飽食してる男性使用人なんざ見てくれだけですから、ものの役に立ちませんよ。他家の侍女の話だと、マルク家のある従僕などはベッドに招いてみたら、出っ張った腹を隠すためにコルセットをつけていたそうです」

 ギュンガスがそう賛同した。同時にどうやってその情報を仕入れたのだとあきれる思いがする。

「決めた。武器商人を呼んできて。最新式の施条銃ライフルド・マスケットを何丁か購入しておこう」

 そうウィルは告げた。

「わかりました。使える商人を呼んでおきましょう」

 奴隷商と武器商は比較的近いあいだがらにある。ギュンガスなら上手く渡りをつけてくれることだろう。

「トリスもそれでいいね?」
「もちろん。ご主人様の判断に異議を唱えられようはずがありません」

 トリスはまるで主人の意向に一度も逆らったことがないかのようにそっと瞼を伏せた。

「ご主人様、銃はだれに使わせましょう?」

 トリスの言葉にウィルはうーんと両手を組んで考えこんだ。

「まず、ぼくとソフィアとマイヤ」
「お、おれも銃を握るのか」

 マイヤが心配そうにした。

「うん。ぼくが使いかたを教えてあげる。弓矢と違って、覚えるのにそう時間はかからない」

 ウィルは寄宿舎学校では、一通りの銃器の使いかたを教えてもらっている。

「ウィルが教えてくれるのか。なら、や、やる。なんでもやる。おまえのためなら人殺しでもな」

 『人殺しでも』という言葉にウィルはしばし固まる。

(あ、あれ? そうか……)

 覚悟が足りていなかったのはウィルのほうだったかもしれない。

「ソフィアは?」

 そうウィルがたずねると、

「……すまないがわたしはどうしても銃が苦手なんだ。引き金は軽すぎるし、火薬の臭いも苦手だ。あれを使って殴ったらすぐに曲がってしまう。わたしが扱うにはあの武器はデリケートすぎる」

 ソフィアは気まずそうに首をすくめた。

「ふんっ。未開の蛮族だな。銃くらいわたしでも扱えるというのに。王国の軍隊に負けるわけだ」

 ギュンガスはそう言って、再びソフィアを挑発した。

「わたしはその銃をもった軍隊相手に戦ったんだぞ!」
「結局、多勢に無勢だったんだろう。どんな勇者も時代の流れには無力だ。いまの時代には弓や剣など大して役にたたん。予言の力をもつ妹と違って姉のほうは役立たずだな」

 どうしてこの赤毛の従者はここまで口が悪いのか。
 さきほどレベッカをはずかしめられなかった欲求不満が、ソフィアのほうに向かっているのかもしれない。

「……き、さ、ま!」

 ソフィアが銀髪をふわっと揺らした。図星を突いている部分が、なおさら銀狼族の少女の怒りを煽り立てるのだろう。

「ギュンガス! いい加減にして! それ以上続けるなら、もうぼくはソフィアを止めないよ」
「分かりました。分かりました。言いすぎましたよ」

 ギュンガスは降参という感じで椅子の背の後ろに身を隠した。

(自分を排除できないと足元見られてるなあ。いまはソフィアが情緒不安定だから本当に勘弁してほしいんだけどな……)

 ウィルは溜息をついた。

「ご主人様、一応わたしも扱えます。シャルロッテ女学院で銃器の扱いを学びました」
「まあ、トリスはなんでもできるよね――えっ、なに、シャルロッテで教えるの?」

 この多才な女中長が銃器を扱えるくらい、いまさら驚くまでもないが、シャルロッテ女学院で教えているのは意外であった。

「はい。銃器の扱いさえ覚えれば、女は身を守ることができますから」
「あー、たしかに女性は力が弱い分、なおさら武器が必要かもね」
ようにございます」

 シャルロッテ女学院は、国内最高の教育機関の一つであるが女中養成機関としての性格も強い。たしかに身を守る武器があれば、男の使用人のように隣町に出かけて主人の用事を果たすこともできるだろう。

「当面の屋敷の警護のために、銃を扱える人間があと六人は欲しいです。そうすれば屋敷の表を守る銃眼にずらりと並べられます」

 トリスはそう言った。
 このマルク領のお屋敷は異民族の流れ込みやすい東の外れにあるだけあって、防衛に適した作りとなっている。

「たしかにそこまでやれば、何か不測の事態が起きても領兵がかけつけてくるまで持ちこたえられるか。あと六人だね」

 王都の伯爵なら、迷いなく従者や従僕に銃を預けるのだろうが、ウィルの手元には問題行動の多い赤毛の従者一人しかいない。
 銃を預けるとなると、ときに領地の兵隊とも協力することがあるだろう。体力も胆力も必要である。男勝りでないといけない。
 そして何よりもウィルに絶対的な忠誠を誓ってもらわなければならない。
 ならば女中のなかでは誰に任せられる。
 ふとウィルの手のひらに赤髪の大柄な女の割れた腹筋の感触がよみがえった。
 ウィルは馬に背に跨るようにそっと両手を空中に差し出し、あのときの感触を思い出す。
 はたして自分は御し切れるだろうか。うん。大丈夫だ。あの尻なら忠誠も申し分ない。

洗濯ランドリー女中メイドにやってもらおう」



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