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第十四話「蒸留室の双子姉妹」

 蒸留室スティルルームには、その名のとおり蒸留工程を行う設備が備え付けられている。
 一般的な貴族のお屋敷ではそこで、の花弁から薔薇香水を抽出するのであるが、マルク家の蒸留室は少し様相が違っていた。
 女中長ハウスキーパーは、透明な硝子ガラスの蒸留塔をじっと見つめている。淡褐色ヘーゼルの瞳は環境によってその色彩を変えると言われる瞳の代表色であるが、いまトリスの瞳は学者の色をしていた。
 下からふつふつとアルコールランプの炎で熱せられた気体が硝子ガラスの管を通り、硝子の塔の部分で冷却され、そこから分岐していくつかの硝子瓶のなかに滴として落ちて溜まっていく。気化温度の違いを利用して分留しているのである。

 やがて一段落したのか、トリスはふうっとためいきをついた。よほど疲れたのか、トリスは首を振って、黒い眉頭をみこんでいる。
 その手を止めた瞬間をねらって、ウィルがテーブルに両手をつくトリスの尻をでると、

「きゃっ!」

 なんと、トリスが可愛かわいらしい悲鳴を発したのだ。

「トリスの悲鳴、聞いたの初めてな気がする」

 およそ記憶にない。
 うまくトリスの心の間隙をついたようであった。
 女中長はすくめた肩をぶるっと震わせる。

「なんとお恥ずかしい――失態ですわ。たとえ目が覚めて、ご主人さまがわたしのなかでお腰を振っていたとしても、このように小娘みたいな声をあげない自信がありましたのに」

 ゆっくりとウィルのほうを振り返ったときに、知的な淡褐色の瞳は、あやしげな色香を放つ女の色へと一変していた。
 ウィルはすんすんと鼻をひくつかせる。
 ずっと材料を煮込んでいたのか、かすかに甘い匂いが部屋に充満していた。

「何を作っていたの――?」
「避妊薬です」

 トリスはそう答えた。
 簡潔な答えが返ってきたので、

「え……? 昨晩使ったアレ、かな?」

 ウィルはつい視線を、自身より高い位置にある黒地のスカートの股のあたりにまで下げてしまった。
 間合いに生々しさを感じながら、情事の際に目の前の股の谷間に指をさし入れ、突き当たりにある子宮口にガム状の避妊具ペッサリーを貼り付けたことを思い出す。

「あれとは別口にございます。今回のものは飲み薬です」
「えっ、飲み薬で避妊なんて、そんなことできるの?」

 飲むだけで妊娠しないようにする薬というのは、相当強い毒物に思えてならない。
 ストリキニーネや水銀、ヒ素などは、子どもを身籠もった売春婦の堕胎に使われているそうだが、女体には重い負担があることは想像に難くない。

「紀元前の文明に伝わっていた製法が分かりました。子種を殺す毒を含ませるのではなく、すでに妊娠状態にあると勘違いさせる薬でして、これを飲ませている限り、ちつないに精を放っても孕ませることはございません」

 呆気に取られるウィルの目の前の硝子のフラスコのなかで判別できるのは石榴ざくろくらいであろうか――名前の分からない多数のしょうやくが、ぐつぐつとしゃふつされていることに気がついた。

「もちろん、屋敷の女中に作ったばかりの薬を試すわけにはいきませんから娼館に卸しています。あ、伯爵様には内緒にお願いします。偽名を使っておりますので。いまのところ、評判がよろしいんですよ」

 トリスはそう悪戯いたずらっぽくほほんでみせた。
 ウィルはあきれ顔を浮かべながら、思案する。
 現状でも、トリスの作ったガム状の避妊具ペッサリーで十分避妊できるが、飲み薬で避妊ができるならば、それに越したことはない。

(それに、避妊具を付けない方がぼくも気持ちがいいしね……)

 子宮口まで触らせてもらう閨の教育を受けただけに、女の受精する器官に直接精液をぶちまけられる方が、少年としてもより征服欲がそそられるのであった。

「それよりも、蒸留室にいらっしゃるのはお珍しい」

 トリスがそうささやくと、ウィルはうなずいた。

「ちょっと相談したいことがあってね」
「なんなりと」

 トリスは深く頷いた。

「さっきね話をしていたんだけど、ソフィアが言ったんだ――妹を取り戻したら自分はいずれ草原に戻るって」

 ウィルがそう言った。

「へえ。いまわざわざそれを言うなんて、あの子らしい。ですが、ご主人さまはそれを、みすみすお認めになるつもりなのですか?」

 トリスがじっとウィルを見つめた。

「そんなこと絶対に認めてやるもんかッ! ぼくがソフィアを見つけたんだ。絶対に手放したりしない!」

 大人しい少年にしては珍しく、そうげきこうしてみせた。
 昔見た、瞳のれい草原の狼ステッペンウルフが自分の目の前から去っていったことを、どれほど惜しんだことか。
 もう一度、自分の宝物が逃げていくのを見るのは絶対に認められない――
 ウィルにはそういう分からず屋のところがあった。

「――それでこそご主人さまです。みなまで言わずとも、ご相談の内容は分かります」

 トリスは実に満足そうに頷いた。

「女を支配したいのでしょう? 女の心を支配するには、まず女の身体から支配してしまえばよろしい。ほら、リサ・サリいらっしゃい」

 トリスがそう言うと、蒸留室のドアの両側から同じ顔をした双子姉妹が、ひょっこり顔をのぞかせた。
 どこからともなくと思ったが、蒸留室スティルルーム女中メイドなのだから、蒸留室にいるのは当然か。
 小柄な体躯である。黒い前髪でもとおおっていて二人とも目の表情は読めない。愛嬌のある可愛らしいくちもとをしている。
 東洋系なのか、肌は絹のようになめらかで、鼻はそれほど高くはない。
 この双子の姉妹は、いつものように黒いお仕着せのうえに白いエプロンを着ていた。

(そういえば、さっきトリスがこの双子のために時間を作ってやってくれと言っていたっけか)
「ご存じのとおり、リサとサリは三年ほど前にわたしが奴隷市場で見つけ、ちょうど直属の部下がほしかったこともあり、屋敷で買っていただけるようお願いしました」

 この双子が屋敷に来て数ヶ月経った後にはもう、令息は王立学院で寄宿舎暮らしをはじめていたので、この双子についてそれほど多くのことを知っているわけではない。
 双子は、とことこと部屋へと入ってくると、肩を寄せ合うようにしてウィルにぺこりとおをした。
 なにか用事があるのか、双子はへそのあたりで両手をもじもじさせながら、ウィルの前へと並ぶ。
 背自体はソフィアより低いくらいで森の黒リスのような小動物的な感じがする。

「今後は、ご主人さまのお耳としてお役立たせたいと思います」
(耳……?)

 ウィルは首をかしげた。

「リサ・サリ、報告なさい」

 トリスがそう促すと、左側の少女が口を開く。

「はい。マイヤさんですが、使用人ホールを出た後もニヤニヤと笑いが止まらず、調理場で気味悪がられていました。それでも料理の手際が良いのはさすがです」

 続いて、右側の少女が口を開く。

「体調を崩したフローラさんがウィル坊ちゃんの寝室で寝ていることについて、一部の女中たちがうわさをしておりました。ウィル坊ちゃんの紳士的な態度が褒め称えられる一方で、フローラさんだけ特別扱いしてズルいと不平をらす声もあがりました」

 ぎょうてんした。
 トリスはこうやって屋敷の使用人たちの情報をこと細かく集めていたのだ。どうりでいつも屋敷の内情に詳しすぎると思った。

「屋敷の女中に悪い虫フォロワーはついていないわね?」

 トリスがそう念を押すと、

「はい。わたしたちが見回ったところ怪しそうな素振りはありませんでした。わたしは今日、出入りの商人に口説かれましたが、とくに恋愛感情は沸きませんでした」

 サリがやわらかそうな唇に指をあてて、そう返答した。

「あれって口説かれてたの? わたしもお嬢ちゃん可愛いねって褒めてくれたよ。孫みたいだって」

 右側のリサがえへへと笑った。

「サリ、報告は正確になさい」
「……申し訳ありません」

 女中長の叱責に、サリがばつの悪そうな表情を浮かべていた。見栄を張ったのだろう。
 どうやらトリスが用事で屋敷を離れている間も、この双子は居残って監視を続けていたようである。

「リサ、今日生理中の女はだれかしら?」
「はい。少々お待ちを」

 双子の片方が帳簿を広げた。ウィルもそれを覗き込む。ページには、細かいマス目が並んでいる。
 左側には屋敷の女の名前がつらなり、上側には一月分くらいの日付が羅列してある。その日付をまたぐようにいくつもの棒線が引かれている。

「はい。今日の生理はケーネさん、フローラさん、フレデリカさん、ルノアさん、ジューチカさん、イグチナさん、アンナさん、パティさん、チュンファさん。以上九名です」

 ウィルは、ふとその棒線が臭ってくるような錯覚を感じていた。
 使用人便所の異臭ただよう生理用品の山、あれらは全て女中長の手によって監視されていたのだ。

「あなたたちの生理は終わったのね?」
「はい。昨日終わりました」

 台帳を持っていない方――サリはそう報告した後、ウィルのほうに顔を向け、ほんのりと頰を染める。

「こ、ここなのです」

 リサの指先に促されて少年が台帳を見下ろすと、たしかにリサ・サリの名前の横の棒線は昨日の日付で途絶えている。

「見ての通り、この子たちは屋敷の女中たちのなかでも支配側の駒です。今後はご活用ください」
「……活用ってどうやって」

 ウィルが反応に困っていると、

「たとえば、次に抱きたい女中の悩み事や関心事、あるいは弱みなど、この子たちを使えばすぐに丸裸にすることができますよ」

 トリスはそう答えた。

(ま、まさか!?)

 ふいにウィルは嫌な予感がした。

「……。もしかしてぼくのことも!」

 何度か我慢できずに自分で慰めたことがある。
 思春期の少年にとって秘密を暴かれるのは恐ろしいものである。

「さすがに、ご主人さまがお部屋でどうお過ごしになっているかまで詮索するような無礼な真似はさせておりませんよ」

 詮索するまでもなくバレバレな気がしないでもないが、トリスの言葉にウィルは、ほっと息を吐いた。

「ただ……」

 トリスは、とぼけるように自身の白い顎を指でなぞる。

「ウィル坊ちゃまが女中の着替えを覗かれていたことは存じ上げております」

 トリスの言葉に心臓を掴まれたような気分になった。

「ご、ごめんよ……! つい出来心で……」

 この女中長がそんなこと全く気にするタマではないと分かっているものの、つい謝ってしまう。
 すると、

「「あの」」

 双子の声が唱和した。

「わたしたちに聞いていただければ、もっと覗きやすい場所をご案内することができましたのに」
「よく女中の着替えに使われている空室もございますよ。見つかっても怒られるべきは勝手に使ってる女中のほうですし」

 どうやら、リサ・サリはこのように使えるらしい。

「この双子には、ご主人さまに忠誠を誓えるようしつけも施してあります。後は抱くだけです。さっ、二人とも、エプロンを外してスカートを下ろしなさい」
「え?」

 ウィルが止める間もなく、

「「はい」」

 双子の姉妹は白いエプロンを外し、ぱさっと黒地のスカートを落としてしまった。
 ぷっくりとした形の良い脚を黒い靴下が覆っている。肌は吸いつきそうなくらい白い。
 女中服の黒いブラウスのすその谷間から覗く、白いショーツが目にまぶしい。

(…………え……)

 ウィルはそれを見て、目を疑った。
 この不自然な状況もさることながら、二人の少女のショーツの中央があからさまに湿っており、黒いいんもうかすかに透けて見える。

(な、なんで……?)

 二人の背は、ソフィアより少し低いくらい。

「体制側ということは、いつでも抱ける女ということです。もちろん処女ですよ」

 ウィルは思わずごくっと喉を鳴らした。
 幼児体型なのか、お腹はわずかに膨らんでいる。胸は薄い。
 だが、二人は愛らしいし、白い太ももの妖しさといったら上質の絹のようだ。
 こうしてスカートだけを脱いで、男にらした下着をさらしているのは青い性を感じさせて興奮する。
 何よりも、同じ顔をした双子を同時に抱いてみたいという気持ちがある。

「……二人はそれでもいいの?」

 ウィルが問いかけると、双子の少女は赤い顔をして、こくりと同時に頷いた。

「あの……、なんで濡らしてるの……?」

 ウィルはそもそもの疑問を発した。

「それはですね――」

 ウィルの疑問に答えるべくトリスが口を開いた。

「ご主人さまに性欲を感じているからですよ。わたしは、この双子の少女を、ご主人さまのそばにいるだけで下着を濡らすよう教育しました。ショーツも下ろしなさい」

 トリスが顎をしゃくると、短髪の双子は、即座に白いショーツを、黒い靴下を太ももの中央あたりまで下ろしてしまう。
 疑問を挟むまえに命令に従うことが身体に染みついているのかもしれない。
 太腿に橋渡しされた白い下着は中央部が変色している。

「この子たちには、この屋敷に来たときからあることを命じました。週に一度、ご主人さまのことを思いながらをなさいと――」

 ウィルはあんぐりと空けた口をさっきから閉じられずにいる。

「三年前に屋敷に来てから、この双子はもうかれこれ百回以上、ご主人さまのことを想像しながら花弁を慰めているわけです。今日は自慰をする曜日ですから、条件反射で濡らしているんですよ」

 左側の少女――たしかリサの花弁から、白い下着の上につつっと滴が垂れ落ちた。
 少女たちの肩は細い。
 ――思えば、目の前の双子は人狩りにあって奴隷商人によって、遠く離れた異国の地に売られてきた。
 そのことが頭を過ぎった。

「さすがにやり過ぎなんじゃないかな……」

 そう思うと、目の前の少女からは性欲よりも哀れさを強く感じてしまう。

「いつか故郷にだって帰りたいだろうし」

 ウィルは屋敷の主人筋が決して口に出すべきでない言葉を口にしてしまった。
 マルク家が奴隷として少女の身柄を所有しているからこそ、この双子に故郷に戻るという選択肢が与えられないのだ。

「リサ・サリは人減らしに売られてきた少女なので、帰る場所なんてないのですよ……」

 トリスがそう言うと、リサ・サリはかなしそうに頷いた。

「それでも少女たちは故郷を懐かしんでいました……」

 ソフィアと同じである。
 村は滅んだ。それでも懐かしいと思って村に帰りたいと言っている。

「そんな少女たちの心を屋敷に繋ぎ止めるには、強い感情が必要でした。それはご主人さまに対する愛情です」
「へっ!?」

 トリスはマッチを掴み、暖炉に投げ込んだ。
 そうすると、少女たちの黒い靴下が照らされた。もちろんその上の水滴に濡れた黒い茂みも。

「どのくらいで、あなたたちはご主人さまに愛情を抱くようになったかしら?」

 トリスがそうたずねると、

「三ヶ月くらいしたころに……」
「わたしもそのくらいです……」

 双子は、顔を赤らめながら答えた。

「つい、ご主人さまのことを無意識のうちに目の端で追ってしまうようになりました。指で慰める材料が必要になりますので」
「そうすると、ご主人さまのことを、もっと良く知りたいと思うようになりました」

 双子はそう言い、

「よくご主人さまのことを知れば、女がれるのは当然ですとも――」

 そうトリスが頷いた。
 それを胡乱げな目で見つめるくらいのふんべつがウィルにはあった。

「それは本当に愛情なのかな?」
「「え?」」
「もしかしたらリサ・サリ、きみたちの気持ちは愛情ではないかもしれないよ。たとえば押しつけられた性欲とか」

 しゃくぜんとしないものを感じて、ウィルはそんなことを言ってしまう。

「愛情から性欲を分離をする必要があるでしょうか? 厳密に区別することはできるのでしょうか? わたしは不可分だと思いますよ」

 トリスの言葉に、ウィルは適切な反論を思いつくことができなかった。
 ふと顔を上げると、リサ・サリは傷ついたような顔を浮かべていることに気がつき、ウィルは心が痛んだ。
 この遠い異国の地に売られてきた少女たちがすがりついてきた感情を全否定して、なんになるだろうか。

「ねえ、前髪あげてみてくれない?」

 ふいにウィルはこの双子の顔をじっくり見たくなった。
 一対一できちんと女性として接してあげたくなったのである。
 だが、黒髪の双子はふるふると揃って首を振った。

「え、どうして?」

 ウィルの疑問に、

「す、すみません。恥ずかしくて」
「恥ずかしいです」

 双子は顔を一層赤くして答えた。

「この子たち、自慰をするように命じてから前髪を伸ばすようになったんですよね。どちらか分からないほうが情報収集には便利なので、放っておいたのですが」

 やれやれとばかりにトリスがそう言った。
 男のまえでショーツを下ろしておいて、前髪を上げるのを恥ずかしがる心理がウィルにはよく分からない。

「――ご主人さまが前髪をあげろと命令しています」

 だが、双子はぷるぷると強情にも逆らった。意外であった。
 お互いに手と手を合わせて、追い詰められた小動物のようにぷるぷると震えている。

「トリス――」

 哀れに感じてウィルが止めてやった。

「仕方ありませんねぇ。不本意ではありますが、ご主人さま、ねやで裸に剥いてゆっくり顔もご覧ください」

 トリスの言葉に、双子姉妹は背筋を震わせ、黒い縮れ毛の下がいっそう暖炉に赤く照らされたような気がする。

「まあ。とは言っても、先約がありますから、この子たちの番は後回しなんですけどね」
「そうですね……リサ、今日は戻りましょう」

 双子の片方が目を伏せて、服を直しはじめた。

「え? そんな、あわ、わわあ!」

 もう一方が自分で下ろしたショーツにつっかけてしりもちをついた。
 その拍子に、少女のかんがぱっくりと口を開く。ぐじゅぐじゅに湿っていた。

「あんた、なにしてんの」
「きょ、今日はそのつもりだったから腰が抜けちゃって……」

 双子の姉妹であっても多少性格が違うようだ。

「ご主人さま、ソフィアとマイヤをお呼びになりましたよね。せっかくですから、わたしがお化粧してお部屋にお運びしましょう」

 伯爵家の女中長は、少し悪戯いたずらっぽい口調で言ったのだ。


◇ 屋敷の女性一覧 ◇
女中長   1人 (トリス◎)
蒸留室女中 2人 (リサ△・サリ△)
洗濯女中  6人 (第一:ジュディス)
         (第二:イグチナ・ブリタニー△・シャーミア)
         (第三:アーニー・レミア)
料理人   1人 (リッタ)
調理女中  4人 (マイヤ△)
皿洗い女中 2人
酪農女中  3人
客間女中  1人 (フローラ△)
家政女中 12人
雑役女中  8人
側付き女中 1人 (ソフィア△)
    計41人
お手つき  1人 (済み◎、途中△)

◇ 用語解説 ◇
蒸留室女中は女中長ハウスキーパーの補佐役を務める女中職。その名前の由来どおり蒸留装置を使った薔薇香水の精製や茶葉の管理やお菓子作りなども行なう。
マルク家の蒸留室女中リサ・サリには上司であるトリスの意向もあって、本来の業務から外れた指示が与えられることも多いようだ。



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